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エスシタロプラム(レクサプロ)の忍容性

今回は実体験をもとにした主観を交えた薬の話題になります。ということで興味がない方には興味のない話になると思います。

 

薬に関する忍容性(英語ではTolerabilityというそうです)とはまあだいたいは字のごとくどれくらい副作用に耐えられるかというようなものと理解してますので、ここではそういう風に緩く定義しておきます。以下その意味で使います。

 

レクサプロ(一般名 エスシタロプラム)という抗うつ薬(Antidepressant)はSSRIという分類に属する薬です。薬理の細かいことはネットにもいくらでもありますので検索していただくことにして、その忍容性について体験を踏まえて述べていきたいと思います。

 

レクサプロはLancetという医学雑誌で抗うつ薬のなかで最も忍容性が高いと評価された薬です。私はかれこれこの薬を10mg、毎日2か月強服用していますが、現時点での個人的忍容性ともいえるかと思いますが、そういったものを綴ります。

 

まず副作用として眠気があります。この眠気は持続的かつなかなか強いもので、ドリップコーヒーの一杯や二杯ではどうにもならない眠気です。一般にそんなに眠くはならないはずと言われているようですが、相当眠いです。SSRIはすべて試しましたがそのなかで一番眠いです。眠気に関して一番つらい薬です。

 

つぎに、感情の平板化を感じます。ぼーっとして気分的に楽にはなるのですが、喜びもなければ悲しみもないような、楽しみの感情が失われるような感じがします。これはSSRIに総じて実感することなのですが、レクサプロも例外ではないです。

 

あと、目がかすむなど抗コリン性と思われる副作用がほかのSSRIに比べて強い気がします。眠気もそのせいなのかもしれません。SSRIは抗コリン性の副作用は一般に少なく、特にレクサプロは選択性の高さから抗コリン作用は出にくいとされているようですが、結論から言うと出ます。結構出ます。個人的忍容性ではSSRIのなかで最も低いという実感です。

 

レクサプロはひとによってはかなり副作用の強く出る薬だと思います。私はこれ以上続けるのはつらいかな、と思っています。個人差が大きいのでしょう。主治医に副作用について話すと、首をかしげてそんなはずはないと言いますが、そんなこともあるんです。

 

この薬が抗うつ薬の中で最も忍容性が高いとは個人的にはとうてい思えないです。そういうケースもあるんだということもやはり関係者には知っておいてもらいたいと思います。

 

以上否定的なことばかり書きましたが、合うひとには合うみたいなので、結局個人差があるということですね。当たり前のようなことなんですが見落とされる場合があるなあと思ったので記事にしました。